でも、やるべきことはすぐにとりかかれた方がいい。どうすればいいの?

yaruki-wo-dasu臨床実習

体への刺激を入れることが効果的。先ずは簡単にできることから

机に座ってもやる気が出ない。やらなきゃいけない!と思っても、始められない時はお試しあれ。

脳の中のやる気スイッチを探しても見つからない時は、体からの刺激を脳に入れることにより、気分が切り替わり、エンジンがかかってくるのです。

こめかみ周囲のマッサージ

こめかみ周囲を押さえると、心地よい痛みを感じませんか?

この適度な痛み刺激と、やさしく、ほぐすようにマッサージをすると滞っていた血流の改善が見込め、頭をシャキッとさせ、気持ちが切り替わります。

ちなみにこの「こめかみ」周囲の脳の中は、決断するとか、判断する時に活性化するそうです。

こめかみ周囲刺激することで、血流を改善させ、やる気をアップさせることは、大脳生理学から考えても理にかなっていると言えます。

耳たぶをつかんでぐるぐるまわす

これも、こめかみマッサージと同じような理由で効果が見込めます。

カウント法 

5秒かぞえたら始めることにする!
これもネットなどで調べると良く目にする方法です。「5、4、3、2、1、0」 とカウントダウンし、0になったら行動を起こすと決めてそれを守るというものです。

私には以外と効果がありました。お試しあれ。

上記の方法で気持ちが切り替わらなかった時は、立ってみましょう。

目をつぶって片足立ち

Standing on one leg

立ってみましょう、そして目をつぶって片足立ちをし、30秒声に出して数えよてみましょう。
これは脳科学者の加藤先生が提唱している方法です。

普段このようなことはしたことが無いと思いますが、実際にやってみると意外と難しいものです。足がプルプルしてうまくバランスがとれません。

立ち続けることに四苦八苦してしまいます。体を不安定な状態にすると、全身に緊張感が走りますよね?。このような時は交感神経が働いています。

疑似的に「転ぶかもしれない」と、生命の危険を感じさせることにより、一瞬にしてやるきモードに切り替えてくれます。私にとっては大変効果的でした。是非、お試しあれ。

音楽を聴く 歌詞のない音楽が効果的

あたくしの場合はクラッシクが効果ありでした。もともとクラッシクの「ク」の字も知らないような人種でした。

自分からクラッシクを選んで聴いたことなんて一度もありませんでした。

いろんな、ライフハックを読んだところ、「モーツアルトがいい。」なんて書いてあったので、最近になってはじめて聴いてみました。

にわかもにわかです。

でも予想外に頭がすっきりして、課題に集中することができました。おススメです。

ちなみに、歌詞がついていると、ついつい、頭の中にそのシーンや関連する出来事が思い浮かんでしまいました。

完全に逆効果です。

5分だけ取り組んでみる。「作業興奮」を利用する

簡単に説明すると、「やる気がなくても、とりあえず5分間は続けてみましょう。」というものです。皆さんも作業(行動)していると、だんだん調子が出てきて、思いの他、はかっどた。という経験をしたことも多いと思います。

行動を起こしてみると、だんだんとやる気を司どる、ドーパミンが分泌されてくるというお話です。

5分やってみても、なかなか調子が出てこない時もありますが、とりあえず、最近の「やる気を出すためには、、、」というライフハック記事には頻繁に出てくる方法です。

これも簡単でしかも、うまくいけば、効率的な方法なので、お勧めの方法です。

ドーパミンの分泌を促す。

ここまで読んでみてどうやら「やる気」にはドーパミンが重要な役割を果たしているということがお分かりかと思います。

じゃあドーパミンがドバドバ出るようにすれば良いのでは?ということになります。

食べ物から促す

たんぱく質 を摂る

と良いそうです。タンパク質といえば、牛肉、鶏肉、豚肉などのお肉、魚、大豆食品に多く含まれます。牛乳やチーズなどの乳製品にも含まれています。

またドーパミンなどの神経伝達質の合成にはビタミンB6やミネラル・鉄分が必要です。

ビタミンB6はバナナニンニクなどに多く含まれます。鉄分は赤身の肉、カツオ、マグロ、レバーなどに多くふくまれています。


仕事の打ち上げや、なんとなく元気になりたい時には焼き肉屋さんに行く!という人も多いと思います。

焼き肉にはタンパク質ビタミンB6がたっぷり。

何気なく焼き肉屋さんを選んでいるようで、元気になるために、体が欲しているサインを無意識のうちに感じてお店を選んでいるのかもしれませんね。

カフェインを摂る。コヒー、エナジードリンクなどから 辛さもお勧め・カプサイシン

眠気覚ましや、頭をシャキッとさせたい時に飲んでいる人も多いと思います。

お馴染での効果が実証されている、確実な方法です。

唐辛子などの辛いものの中に含まれているカプサイシンもドーパミンの取り込みを促すそうです。

実現可能性の高い目標設定にする

目標を達成した時だけでなく、報酬を得る期待感が高まるとドーパミンが出るそうです。

ですから、長期の目標は実現可能な小さな目標に分割しましょう。

そして、小さな成功体験を積み重ねていき、モチベーションが途切れないような仕組みを作りながら、課題に取り組んでいくことも重要です。

2種類ある報酬系

長期報酬系にアプローチしていると意識する。

取り掛かりのハードルを低くする

自分がめんどくさい!と思う事を無くす。

我慢して取り組んでいることは、ちょっとしたことで、一瞬でやる気を喪失してしまうことも。。

勉強であれば、すぐに取り掛かれるように、参考書などの勉強道具は

 ・常に手の届くところにおいて置く。
 ・机の上に出しっぱなしにしておく。

新しいこと、苦手なことに取り組むときには

課題を分割して、出来る範囲のことから始める。小さく分割する。一口大のケーキ程にする。

課題が一口大のおいしいケーキであれば、次々とはかどっていきますよね。(そんなことはないですが)

つまり、漠然とした大きな黒い霧のような得体のしれない、課題は「見える化」し、処理しやすいように「形を整え」てから取り掛かりましょう。

手順がわからないと、すぐに、「めんどくさい」という悪魔のささやきが聞こえてきます。

そうならないように、事前にしっかりと計画を立てましょう。

最低限必要なスキルを習得するために20時間は時間を割く。

「20時間の法則」というのがあるそうです。「全くの初心者がそこそこできる技能レベルに達するまでにかかる時間は20時間である」というもの。

初心者が練習をはじめて伸び悩む地点に達するためには、20時間程度必要であるということ。

その人にとって簡単なことであれば、とりかかかりのハードルは低くなります。

最低限のレベルに達するまで、先ずは20時間はがむしゃらに取り組んでみましょう。

そうすれば、今まで感じていた精神的な壁を感じる事なく、スムーズにとりかかれるようになるかもしれません。

必要性を理解する、思い込む

やはり必要性を感じられないこと、やってみて、その人にとっての良いこと、(楽しい、面白い、ためになる、お金になるなど)が無いと続かないものです。

なぜ、これをやっているのかをもう一度良く考えてみましょう。

くじけそうになった時に必要性がはっきりしていれば、投げ出しそうな心に打ち勝って「もう少し続けてみよう。」という気持ちになれると思います。

受験生であれば、受験勉強を頑張って大学に進学しても、つまらないサラリーマン生活が待っているだけでしょ。

なんて思ってしまうと、受験勉強に対するモチベーションが低下してしまいます。先のことはわかりません。

結果としてそのような人生を送るかもしれませんが、大学に進むメリットだってたくさんあるはずです。

良いイメージの方に自分の心の方向性を持っていくようにしましょう。

デメリットを深堀する

受験生であれば、試験に不合格であった時の自分を想像します。

そしてまた一年間浪人して受験勉強をしている姿か、希望していない学校にイヤイヤ通っている姿を想像します。

どうでしょうか? やっぱり、「そうなりたくない!」と思ったのではないでしょうか。

本当はネガティブなことを避けるという消極的な理由で取り組むのではなく、「~したい、~になりたい!」からがんばる。

といポジティブな姿勢で物事に取り組んだ方が効果的だと思いますが、日本人はネガティブな結果を避けたいということが強い動機付けになることも多いようです。

上手に休憩を入れる

集中したり頭をフル回転させていると、脳は疲労します。

疲労を除去するためには栄養と休息が不可欠です。集中力をずっと持続させることはそもそも困難なようです。

持続時間は45分から1.5時間と文献によって開きはありますが、部屋を暗くして目をつぶったり、コーヒーをのんだりと、小休止を上手にいれて、トータルで長く取り組める方法を考えながら取り組んでいきましょう。

習慣化する

上記の事をうまく取り入れながら、自分が能力を発揮しやすいリズムを把握し、それを仕組み化、習慣化して計画を立てれば、目標達成にぐっと近づけます。

最後に

なぜ、あなたは、やる気がおきないのか?根本的な問いに真っ向から挑みました。

こちらもあわせて読んでください。きっと、あなたの実行力は大きく伸びていきます。

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